営業
時間
9:00 |17:00
定休日
火曜日
※祝日を除く・代休あり

MENU(OPENCLOSE

うまや人

2019
7/25
ひろコラム20(より良い座りをめざして)

このコラムも20回を迎えました。何とか続けられているのも皆さんが役に立っていると励ましてくれているおかげです。これからもよろしくお願いします。

今回は、20回記念ですので、多くの人が悩み苦しんでいる正しく座ってのることについてふれたいと思います。
座りについては、騎座を使って乗るとか、深く座るとかよく言われますが、誰でも鞍にちゃんと座っているし、お尻をつかう?とよくわからない人も多いと思います。とても大切ですが、奥も深くなかなか難しいことなのでとても簡単にできるだけシンプルにして今回はふれたいと思います。

正しく座るということは、正しい姿勢で乗ることにつながっています。それでは正しい姿勢とはどんな状態でしょうか。背中をピーンと伸ばしてピシッと動かない状態をイメージしている方が多くないでしょうか?でもそれだと馬の動きと同調して動いていくということと矛盾していることに気づきます。でもお尻を動かさないと不安定なので、腰をがんばって使って動こうとします。そしてお尻をいっぱい鞍の上で動かすことが騎座を使うと考えて力をいっぱい使って乗ってしまう状況になる。でも馬と合わないときは、一生懸命お尻を鞍につけようとしている割にはお尻が浮いてしまいます。(脚のしめすぎなどの原因もありますが)そしてその疲労感と頑張った感の割には馬があんまり動かない、すぐに止まってしまうので落ち込む。そんな経験をしている人も多いのではないでしょうか。

以前からお尻がまっすぐ座れていることが大事なことは書いていますが、その時に体や足の筋力でしてないことが大切です。おなかの重心や丹田を意識しながら体を緩めながら骨盤の角度を調整します。出来たと思ったら体の各場所を意識してみてください。首、肩、背中、腰、お尻、股、ひざ等その場所をただ意識するだけでいいです。ここをこうしなければとか考える必要はないです。するとそこが固まっているのか、緩んでいるのか気付くことができます。漠然と体とか足とか考えてしまうとよくわからなかったり、勘違いしてしまうことが多いです。なぜならば人の脳は自分の都合のいい所をだけを切り取り出来ていると判断してしまうことが多いからです。
リラックスして骨盤が正しく座れていると、体重を最大限騎座に乗せていくことができる。それが深い座り、より良い座りにつながっていきます。そして馬の動きについていける柔軟なからだを得られ、安定感を得られることになります。
どうやって骨盤をまっすぐに座るのかはまた今度ふれたいと思います。

より良い座りを目指してがんばりましょう!

※これらひろコラムの内容はわたくしの個人的な見解が多いです。ご了承の上
 暖かい目で読んでください。


ひろコラム20(より良い座りをめざして) はコメントを受け付けていません   |   カテゴリー: ひろコラム

サイトマップ(OPENCLOSE

top