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うまや人

2019
4/11
ひろコラム8(雰囲気は馬に語る)

今回は、乗馬をするときにも、お手入れ等で馬に触れ合うときも人の雰囲気を馬はいつも気にしてます、ということにふれたいと思います。

馬は皆さん知っているように、とても繊細で周りの状況にとても敏感な生き物です。以前リラックスの大切さや、馬は人と共存する能力があることについてふれたように、馬は人の仕草や感情、雰囲気をとても見ていて、感じ取っています。
人がイライラしながら近づいたり、乗ったりすると、馬はビクビクして警戒したり、バタバタしたり、時には攻撃的になったりします。
みなさんも馬上で経験あると思います。上手くいかなくてイライラしたり、怒ったりすると、馬がどんどん速くなって止まらなくなったり、まっすぐ歩かなくなったりして収集がつかなくなってしまいます。そんなのがしょっちゅうだと何しても動かなくなったりします。そして後で後悔するパターン。気持ちはよくわかります。
ということは、逆にそれを利用して乗ったりさわったりすることができるということです。
馬が速く走ってしまっているとき、ゆっくりにしたい時などは、いっぱい引っ張ったりしなくても、まずはゆっくりいくよ、まったりいくよ、といった雰囲気をつくってあげるとゆっくりになります。
CR(センタード・ライディング)の講師の先生には、馬が物見して走ったりすると、あくびをしてみて とよく言われます。

蹄洗場などでも、最初からあぶない馬でだからといって攻撃態勢でのぞむと、いつまでたってもよい関係にはなれません。注意する必要がないといっているわけではありません。いろんな状況を考えながらも、出来るだけしらーっと接するようにすることが大切です。何か馬が動くごとに怒ったりしていたら、馬はどんどん性格が歪んでいきます。もちろん人と馬の間には一定のルールが必要なので、注意するときには注意することが大切です。何が良くて何がダメなのかを明確にしてあげるとともに、本当にそれがダメなのかを考えることが必要です。

馬は人を良く見ています。自分がどのような雰囲気かをいつも気にして、馬にとって今自分はどのように見られているか、感じられているかを考えて接していくと、いい関係を築きやすくなったり、上手に乗ることにもつながったりしますよ!

※これらひろコラムの内容はわたくしの個人的な見解が多いです。ご了承の上
 暖かい目で読んでください。


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