2019
4/4ひろコラム7(上手に乗るコツは日常生活にある)
今回は、上手に乗るコツ=体の使い方について書きたいと思います。
それは、普段みなさんが日常生活の中で何気なくやっている中にいっぱいあるのです。
ただ日常では、当たり前すぎてどうしてそれが出来ているのか考えたりしていないことが多いだけで、とても効率よく体を使っています。
馬の上でも、そういった体の使い方とほぼ同じだったり、そこから連想して体を使うのを簡単にしてくれたりできることがいっぱいあります。
具体的にどこをどうしたらいいのか、どのように連想していけばいいのかを教えてあげるのはインストラクターの仕事になりますが、何個かあげてみます。
・仕事の合間の休憩するとき、終わった後一息つくとき、落ち込んでため息をしたとき、何をしていますか?(ため息と書いてしまっていますが・・)その時体はどうなっていますか?
・ベンチ(またはトイレの便器、和洋でちらでも)に座っていて、立つときどうやって立ち上がっているでしょう?また小さな背もたれのない丸椅子(またはトイレの便器)に座るときどうやって座りますか?
・地面に立っているとき、(体育の気を付けではないですよ)どうやって立ってますか?立ってようとがんばっていますか。
・コンビニ等でちょっとした重くないものを買ったビニール袋を持っているとき、どのように持ってますか?ひじかけではないです。重いダンベルを持っているときとの違いは?
・10メートル先の郵便ポストまで行きたいとき、どこを見ているでしょうか?ポストだけ見ていたら、もしくは自分の足だけみていたらあぶないし、ドブがあるかもしれないです。
・誰か(主に子供)をおんぶしているとき、その人がどうしていたら楽ですか?逆にどうしていたら大変でしょうか?
・トランポリンで遊んだとき(わからないかな?)どうしたらいっぱいはねられるでしょうか?また、はずみたくないときは?
など、日常でないことも入ってしまいましたが、ちょっとあげただけでもこれだけあるし、もっといっぱいあります。普段当たり前にできてしまっていることでも、よーく考えてみると体を出来るだけ楽に疲れないように使っているのです。
馬の上でもまったく同じでないにしても、同じような動きをしているし、使い方をイメージしやすくなります。実際に普段の動きでのポイントやそれを乗馬でどのようにするのかはまた今度機会があれば書きます。
これが馬の上だと、怖かったり緊張したり、合図に必死になっていたりして考えられなかったり、全く別物だと思ってたりして、上手に活用できなかったりします。もしくは、ある程度までは力と気合でどうにかできたりするので考えずにいたりします。
わかっていても自分だけでは上手くいかないことが多いですよね。どちらにしても体に身につくためには1回では難しいですが、身につくと楽になりますよ。
※これらひろコラムの内容はわたくしの個人的な見解が多いです。ご了承の上
暖かい目で読んでください。