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うまや人

2024
3/31
ひろコラム改 上半身と腕(手綱の長さ)

前回お尻(骨盤、座骨)のことについて書きましたが、今回はそれを踏まえて上半身のことについて書きたいと思います。

簡単に言って、お尻さえ正しくできていれば上半身は特にがんばらなくてもある程度オッケーです。
背中を伸ばそうとかも必要でなく、逆に背中や腰を張ってかたくならないように気を付けたり、背中が反ったりしてないかを気を付けたほうがいいです。

できるだけ、筋力で正しい姿勢を維持しようとしないで(ゼロにはできませんが)、骨格(骨)をイメージしながら姿勢を確認することをお勧めします。
乗っているときは、体がリラックスして柔らかく柔軟である必要がありますので、正しい姿勢を作るために筋肉や関節を固めてしまうことはできるだけ避けたいです。(ぐにゃぐにゃとは違います)

そして、私のこれまでの指導の経験上、姿勢がかたくなったり、バランスを崩したり、苦しくつらい姿勢になってしまう大きな原因の1つに手綱の長さ(腕の状態)があります。

馬をしっかりコントロールをしたい→手綱をしっかりと張りたい→短くしよう、と考えることが多いと思いますが、そのときに短くしすぎて、手が伸びていって拳の位置がどんどん前にでてしまい、その結果頭から肩が前に倒れていってしまいお尻が前に倒れて軽くなり、バランスを取りたくて(まっすぐに戻りたくて)無理に頭や肩を後ろに戻そうとして顔が上を向いたり(あごがあがったり)、骨盤が前に倒れているのに、上のほうを後ろにした結果背中がそったり、苦しい姿勢になってしまったりします。また、頭のほうを戻しても実際はまっすぐに戻れていないのですが、自分ではすごく後ろに戻ってる気がしたり、足で強く馬を締め付けていないと体を維持しとけないので非常に疲れたりします。
そのとき馬は、口を強く引かれているので苦しくて動きにくくなっていることが多いです。
手綱が長いときは、後に寄りかかりすぎて腕がちぢこまって固くなって、足が前に突っ張っていることが多いです。

手綱の長さ、腕の状態に関しては違う機会に書きます。
上半身が崩れる原因として、脚によることも多いのですがそちらも今後書きたいと思っています。

正しい姿勢をしたいときは、体が緩んでいる状態でできているかが大切であることを覚えていていてほしいです。


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